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「経営哲学 哲学のある場所」 〜経営哲学と向き合う〜

2020年02月01日

本ブロック会では,日本を代表する老舗企業が集まる京都にて哲学と哲学に基づく経営を感じとり,自らの経営哲学や毎日の活動について,それで良いのか,私心は無いのかを考え落とし込み,製造の仕組みや,次の行動への切掛けを作る事を目的に実施致しました。稲盛ライブラリーでは社長の稲盛和夫氏の生い立ちと京セラフィロソフィの成り立ち,京セラ,KDDI,JALの業績を関連付けて説明して頂きました。稲盛和夫氏本人の動画と共に事業の目的意義は明確か,強烈な願望を心に抱いているか,誰にも負けない努力をしているのか,等を自らに問いかけました。オムロン京都太陽に於いては,パイオニア,社会公器性の経営理念のもとボランティアでは無い一切の妥協を許さない障がい者雇用の現場を見学しました。健常者と全く同じ製品の製造を仕組み工夫する事で障がい者でも同品質,高生産性で実現し,利益も出し続ける現場には,我々でもすぐに使える多数のアイデアと施策を見出す事が出来ました。働くとは一体何であるのか,それを問い続ける時間を過ごしました。その後,哲学の道にて初秋の京都を感じながら考えを纏め,町家造りのKRP町家スタジオにて,ブロック員それぞれ,その日一日で感じた事,自分は次に何をしなければならないのかの発表を行い閉会しました。